イナリ最後の夜、オーロラを待ちながら過ごした静かな時間【イナリ3日目⑤】

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イナリでのオーロラ観測最終日。オーロラは見れるのか?見れないのか?どっちなんだい!?
2025年2月下旬、女ひとりで人生初のオーロラを見るべくフィンランド・イナリへ行った時の旅の記録を書いていきます。

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スーパーで最後の買い出し|曇り空に少し不安になる夕方

イナリで迎える最後の夜。夕方、街の中心にあるスーパーで今夜の夕飯を買ってコテージに戻りました。空はどんよりとした曇り空で、正直ちょっと嫌な予感がしていました。これまでの滞在でオーロラは見られたけれど、やっぱり最後の夜も見たい。欲張りなのは分かっているけれど、最後だからこそ期待してしまいます。

今回の購入品はこんな感じです。

  • ヨーグルト 1.19ユーロ
  • シナモンロール 1.29ユーロ
  • サラダ 4.79ユーロ
  • インスタントスープ 3.15ユーロ

シナモンロールは本当においしくて、結局また買ってしまいました。フィンランドに来てからすでに3個目。日本のものよりシナモンがしっかり効いていて、甘さもくどくない。地味に毎回楽しみにしている自分がいます。

21時半、空は真っ白|ホリデービレッジイナリを歩く

夜9時半頃まで様子を見ましたが、オーロラはまったく出る気配がありませんでした。というより、空一面が完全な曇り空。これはもう厳しいかもしれないな、と心のどこかで察します。

それでも部屋の中でじっとしているのは落ち着かなくて、少しだけ敷地内を歩くことにしました。滞在していたのはイナリ湖沿いに建つコテージタイプの宿、Holiday Village Inari。建物を出ればすぐ湖畔という、この環境が本当に贅沢でした。

夜のイナリ湖は、静かという言葉では足りないくらいの静けさでした。風の音もほとんどなく、雪が光を吸い込んで、世界全体が少しぼやけたように感じます。外には誰もいません。みんなコテージの中で空を気にしながら待機しているのかもしれません。こういう「待つ時間」も含めて、オーロラ旅なんだなとしみじみ思いました。

諦めも大事|軽めの夕飯にする

しばらく空を見上げたあと、「今日はもう無理っぽいな」と素直に諦めました。自然相手に粘ってもどうにもならない。無理して外で凍えるより、あたたかい部屋でごはんを食べたほうがいい。こういう判断ができるのも一人旅のいいところです。誰かに合わせる必要もないし、強がる必要もありません。

お昼に食べたピザが思ったより重たくて、少し胃にもたれていたので、夕飯は軽めにサラダとシナモンロールにしました。フィンランドで3個目のシナモンロール。もう帰国までに何個食べられるか、という気持ちになっています。ブルーベリージュースもあっさりしていて、甘すぎず、寒い国に合う味だなと思いました。

派手なディナーでもなく、特別なレストランでもない。でも、コテージの中で静かに食べるこの時間が、なんだかとても落ち着きます。窓の外は暗い雪景色。たまに外を見ては、「本当に今日は出ないのかな」と少しだけ期待してしまう自分もいました。

最後の夜は、静かに終わる

結局その後も空は晴れず、オーロラは姿を見せませんでした。少しだけ残念。でも、これも旅だと思います。毎回完璧な展開なんてなくて、思い通りにならない夜があるからこそ、見えた夜の感動が強くなる。

今日はもう寝て、明日は少し早起きしようと思います。最後の朝のイナリ湖を、ちゃんと目に焼き付けてから帰りたい。頑張って起きる、というよりは、静かな朝を見逃したくないという気持ちです。

オーロラが出なかった最後の夜。それでも、この静けさと、雪に包まれた湖の気配は、たぶんずっと覚えていると思います。

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