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フィンランド北部ラップランド地方にあるイナリ(Inari)は、美しいオーロラが見られることで知られる人気の観光地です。
私も「いつか本物のオーロラを見てみたい」と思い続けていましたが、数あるオーロラ観測地の中から、今回の女ひとり旅ではフィンランド・イナリを選びました。
イナリはオーロラ観測だけでなく、サーミ文化に触れられる観光スポットや美しい自然が魅力の街です。
また、オーロラ観測に適したホテルが多く、宿泊施設から気軽にオーロラを探せる環境も整っています。
実際に私が宿泊したホリデイビレッジイナリも、湖畔に建つ人気のホテルで、イヴァロ空港からの送迎サービスが利用できるため、女ひとり旅でも安心してアクセスすることができました。
この記事では、私がフィンランド・イナリを選んだ理由をはじめ、
などを紹介します。
ハヤッシこれからフィンランド・イナリ旅行やオーロラツアーを検討している方の参考になれば幸いです
オーロラが見たい。
ただそれだけなのに、いざ「どこで見る?」となると急に難しくなりました。
オーロラツアーは多いけど、集合時間があったり、知らない人たちと一緒に夜中に待ったり。一人旅は好きなのに、一人で団体に混ざるのは苦手。



インキャあるあるです
そんなわけで私は、オーロラ観測地として、



女ひとりでも行けて、できればツアーに頼らず観測可能で、ひとり静かにオーロラが見られる場所
を探し始めました。
調べているうちにたまたま見つけたのが、フィンランド北部の町、イナリ(Inari)。
最初は正直、「どこそれ?」でした。
ロヴァニエミやサーリセルカの方が有名ですし。
でも、条件をひとつずつ照らし合わせていくと、イナリが妙にしっくりきたんです。



ここはまさに私のための場所では?と思うくらいに(笑)
この記事では、私が女ひとりのオーロラ観測の行き先に、なぜイナリを選んだのか。旅に出る前に考えていたことを、帰国後の今、振り返りながらまとめます。


オーロラが見られる場所は世界中にあります。でも、私が欲しかったのは「とにかく見られればいい場所」ではなくて、もう少し条件がありました。
ざっくり言うと、こんな感じです。
この条件、冷静に見るとわがままです。でも“自分が行ける旅”にするためには、ここが譲れませんでした。
イナリは北極圏に位置するため、冬は非常に寒くなります。
特にオーロラ観測シーズンとして人気の2月の気温は、平均で-10℃前後、寒い日には-20℃以下になることもあります。ただし年によって差があり、比較的暖かい日には0℃近くまで気温が上がることもあります。
私が2月下旬に訪れた際は、最低気温が約-6℃、日中は-2℃前後の日が多く、日本で想像していたほどの極寒ではありませんでした。それでも長時間のオーロラ観測では体が冷えるため、防寒対策は必須です。
イナリはフィンランド国内でもオーロラ観測に適した地域として知られています。
オーロラが発生していても、実際に見られるかどうかは天候に左右されますが、観測シーズン中は比較的高い確率でオーロラを見るチャンスがあります。
一般的には、9月から3月頃がオーロラ観測シーズンとされており、特に空気が澄んだ冬は人気の時期です。数日間滞在することで、オーロラに遭遇できる可能性はさらに高くなります。
イナリの「晴天率」を一言で表すのは少し難しいのですが、オーロラ観測目線でいうと、冬のイナリは“快晴ばかりではないが、フィンランドの中では比較的オーロラ向き”と言われています。
統計上は、冬のイナリは曇りや厚い雲に覆われる時間がかなり多く、1〜2月は空が「曇り・ほぼ曇り」である時間が約80%前後とされています。逆に言うと、晴れや晴れ間が出る時間は20%前後です。
ただしオーロラ観測では、
ため、「晴天率20%=オーロラがほぼ見えない」という意味ではありません。
実際、Visit Inari公式サイト では、北ラップランドではオーロラが見られる条件の日には高確率で観測チャンスがあり、特に3月は統計的に雲が少ない時期として紹介されています。
2月下旬に私が訪れた際も、3泊4日の滞在中に1夜オーロラを観測することができました。
イナリに惹かれた最大の理由はこれです。イナリ湖のほとりには「ホリデイビレッジイナリ」というコテージタイプの宿があって、そこからすぐ湖に出られるらしい。湖のほとりがオーロラ観測スポットになっている。
つまり、
これができる。オーロラツアーの集合場所に行く必要もないし、帰りの時間も気にしなくていい。「オーロラが出るかどうか」だけに集中できる環境って、想像以上に大事でした。






あとひとつ大事なのが、フィンランド・イナリでの昼の過ごし方。観光地によっては「一人で歩くにはちょっと間がもたないな」とか、「何かしなきゃいけない空気があるな」と感じることもあるので。
その点、イナリは調べれば調べるほど、治安もよさそうで一人でただ歩いたり、散歩したりするだけでも成立しそうな場所に見えました。
湖のまわりをゆっくり歩いたり、小さな町の中を特に目的もなくぶらぶらしたり。人が多すぎないから、写真を撮るのも気を使わなくてよさそう。観光スポットを詰め込まなくてもよさそう。一人でいて浮かなそう。何もしない時間も許されそう。
レストランやカフェもちょこちょこあり、食事も一人で大丈夫そう。また、町の中心にはスーパーやお土産屋さんもあり、買い物にも困らなさそう。
「昼は街をのんびり歩いて、夜は静かに空を見上げる」。イナリは、そんな一人旅向きのリズムで過ごせそうだなと思えたのも、行き先を決める大きな理由のひとつでした。






これは完全に好みの話ですが、ロヴァニエミやサーリセルカは、どうしても「人が多そう」なイメージがありました。
もちろん有名な理由があるし、魅力もたくさんある観光地です。でも私は、オーロラを「イベント」っぽく見るより、できるだけ静かに、淡々と見たい。インキャ気質だと、観光地の“わいわい感”が眩しすぎるときがあるんですよね。
イナリは、その点でちょうどよさそうでした。「観光地!」というより、「暮らしの場所にお邪魔する」感じがするというか。
ちなみにフィンランドは、10年ほど前に一度行ったことがあります。ただ、そのときはヘルシンキだけで、北のラップランド地方は未踏。同じ国でも、首都と北極圏近くでは世界が違うはず。
だから、行く前はワクワクと同じくらい、「本当に一人で行けるかな」という緊張もありました。
調べてみたところ、ヘルシンキから飛行機でイナリの玄関口となるイヴァロ空港へ行き、イナリの街やイナリの各ホテルへは、イヴァロ空港から民間の送迎バスサービスがあり、事前に日本からWEBサイト経由で予約できるということが判明しました。
英語の苦手な私でもスマホがあればちゃんと一人でたどり着けそう。


さらに背中を押したのが、「2025年は太陽活動の影響(太陽フレアが活発)でオーロラが見えやすいらしい」という話。こういう“チャンスの年”って言葉に弱いタイプです。
「いつか行きたい」を「今行く」に変える理由が、ちょうど揃ってしまいました。
準備を始めたのは、出発の2か月前くらい。必要なものをちょっとずつ買いそろえていきました。
服装に関して事前に調べたところ、私が滞在予定の2月は最低気温がマイナス20度近くになることもあるようです。普段は雪もほとんど降らない地域に住んでいるので、極寒装備なんて持っていません。
ただ、高価なアウトドアブランドで一式そろえるつもりはなく、防寒と機能性だけに集中した安くて機能的な服、主にユニクロ、ワークマン、無印良品、GUで揃えました。
また、オーロラはできれば自分の手で写真を撮ってみたくて、昔買った一眼ミラーレスカメラを引っ張り出し、それ用の三脚を買って持っていくことにしました。
最新機種でもないし、プロでもない。でも、自分の目で見たものを、自分の手で残してみたい。
それともうひとつ。iPhone15でもオーロラがきれいに撮れる、という噂も見かけたので、ミラーレスと合わせて、スマホでも試すことにしました。



実際にもっていった三脚。スーツケースにすっぽり入るし、雪の上でも安定感抜群だったのでおススメです。
最初は、ただ「オーロラが見たい」と思っただけでした。
それが調べていくうちに、
という条件に、イナリがきれいにハマった。たまたま見つけた場所だったのに、「行くならここしかないかも」と思わせる説得力がありました。
それでは、実際に行ってみたイナリのオーロラ観測旅行記を順番に書いていくので、イナリでのオーロラ観測を検討している、自分に合ったオーロラ観測地を探しているという方はご参考にしていただけたら嬉しいです。




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