イナリ2日目の夜、はたしてオーロラは見えるのでしょうか。
2025年2月下旬、女ひとりで人生初のオーロラを見るべくフィンランド・イナリへ行った時の旅の記録を書いていきます。

スーパーで買ったものでつくる、2日目の素朴な夕飯
先ほどのお散歩で行ったスーパーで、今日の夕飯と明日の朝食用に購入したのは、
- サラダ
- シナモンロール
- ヨーグルト
- チョコレート


そして今日の夕飯は
- シナモンロール
- レトルトのサーモンスープ(昨日スーパーで買った)
サーモンスープは電子レンジで温めるタイプで、コテージに電子レンジがあるありがたさを実感します。外は氷点下、部屋はぬくぬく、その中であったかいスープをすぐに飲める幸せ。こういう瞬間があるから、キッチン付きのコテージを選んでよかったなと思います。スープの味は、結構サーモン感高めで少しビックリです。(美味しいです)
シナモンロールは安定の存在感です。ひと口かじると、日本のものよりもシナモンがガツンと効いていて、「あ、北欧にいる」と妙に実感します。甘さも遠慮がなくて、スープの塩気とのバランスがちょうどいい。豪華ではないけれど、今の自分には十分すぎる夕飯でした。






オーロラを待つ夜、ポテトチップスが止まらない
夕飯を食べ終わったあとは、ひたすらオーロラが出るのを待ちます。これがイナリの夜の過ごし方の基本です。空が暗くなったからといって、必ずオーロラが出るわけではありません。ライブカメラを見たり、カーテンの隙間から空をチェックしたり、スマホのオーロラアプリを何度も更新したり。落ち着かないけれど、外で震えながら待ち続けるよりはずっと楽です。


待機のお供は、昨日買ったポテトチップスです。海外のポテトチップスって、厚みがあって固めで、本当においしいですよね。私はサワークリーム味が好きなので、袋を開けた瞬間から危険な予感しかしませんでした。案の定、オーロラがなかなか出ない焦りと暇さが相まって、気づけばかなりの量を食べていました。正直、完全に食べ過ぎです。でもこういう夜も、まあいいかと思えるのが一人旅の気楽さです。


オーロラが出ない夜の、ホリデービレッジ・イナリでの散歩
オーロラが全然出る様子はなく、しびれを切らして少し夜の外を歩いてみることにしました。滞在しているのはイナリ湖沿いにあるコテージ型宿泊施設、ホリデービレッジ・イナリです。コテージから湖まではほんの数分。重装備をして、そっと外に出ます。
外はしんと静まり返っていて、人の気配はほとんどありません。雪が音を吸い込んでしまうからか、自分の足音だけがやけに大きく感じます。日本だったら、夜にこんなに人気のない場所を一人で歩くのは少し怖いかもしれません。でもここでは、不思議と不安がありませんでした。敷地内は整備されていて、宿泊者しかいない安心感もありますし、何より空気が穏やかです。
オーロラは出ていませんでしたが、夜のイナリ湖を眺めているだけで、「ああ、ここまで来てよかったな」と思いました。凍った湖の上に広がる白い世界と、遠くのかすかな灯り。派手な出来事は何もないのに、心が静かに満たされていく感じがあります。オーロラが出なければ失敗、というわけではないんだなと、このとき少しだけ肩の力が抜けました。


オーロラが出ない日もある、それでもいい
部屋に戻ってからも、しばらく空の様子を気にしていましたが、どうやら今日はもう出なさそうです。正直、少し残念です。でも昨日は2回も見ることができたのだから、欲張りすぎかもしれません。
オーロラは自然現象なので、自分ではどうにもできません。だからこそ、出ない夜をどう過ごすかが大事なのだと思います。あったかい部屋でスープを飲んで、ポテトチップスを食べ過ぎて、静かな湖を眺めて、ただ寝る。それだけの一日。でも、私はこういう頑張らない旅が好きです。
今日は無理に夜更かしせず、素直に寝ることにします。明日の空に少しだけ期待を残しつつ、静かなイナリの夜におやすみなさいです。


\旅のお供に1冊あると安心/















