旅に出る前から気になっていたフィンランド・イナリの町にある、バーガーショップに行った時のお話です。一人で食事ができそうなレストランやカフェを前もって少し調べておきました。
2025年2月下旬、女ひとりで人生初のオーロラを見るべくフィンランド・イナリへ行った時の旅の記録を書いていきます。

雪がやんだお昼、ひとりでバーガーショップへ
お昼になりました。時刻は12時半。午前中に降っていた雪もやんだので、せっかくなのでちゃんと外に出てお昼を食べることにしました。事前にGoogle Mapsで調べたところ、イナリの街にバーガーショップがあると知っていたので、今日はそこに行ってみることにします。
ホリデービレッジイナリからメイン通りを歩き、スーパーなどがある街の中心地へ向かいます。道はほぼ一本なので迷うことはありません。スーパーを通り過ぎ、さらに少し歩きます。観光地というより、普通に暮らしている人たちの生活道路という感じで、静かで落ち着いています。少し進んだところで左に曲がり、さらに歩くと左手にガソリンスタンドが見えてきました。その併設の建物の中に、目的のバーガーショップがあります。






ScanBurger Inariの基本情報
今回行ったのは、ScanBurger Inariです。
営業時間は11:00〜17:30。
フィンランド・イナリの中では貴重な、気軽に入れるレストラン、ランチスポットだと思います。
ガソリンスタンド併設と聞くと少し味気ないのかなと思っていたのですが、実際に入ってみるとその印象はいい意味で裏切られました。
英語が聞き取れない焦りと、優しさ
中に入ると、正面に注文カウンターがあります。ここで注文して先払いするスタイルです。私は100%ビーフパテのAURA BLUECHEESEバーガーセットを注文しました。ポテトセットで15.9ユーロでした。


注文時に、バーガー単品かセットかを英語で聞かれたのですが、正直一回では聞き取れませんでした。何度か聞き返してしまったのですが、店員さんは嫌な顔ひとつせず、ゆっくり言い直してくれました。本当にありがたいです。
ただ、店員さんの英語がかなり巻き舌気味で、ちょっと独特でした。フィンランドの方が英語を話すときの特徴なのか、それともその方個人の話し方なのかは分かりませんが、日本で聞き慣れている英語とは少し違っていて、それもまた異国に来た実感がありました。


番号札は“木”
注文が終わると、番号札ならぬ番号木を渡されました。これがなんだか可愛くて、ちょっとほっとします。セットドリンクのコーラはセルフ式だったので、ドリンクバーのような場所で自分で注ぎます。
炭酸の音を聞きながら、「ちゃんとひとりで注文できたな」と、どうでもいいことに少し安心しました。席に座って、バーガーが運ばれてくるのを待ちます。こういう時間、ひとり旅だと誰にも急かされないのが楽です。


100%ビーフのボリュームと、カリッとポテト
しばらくすると、バーガーセットが運ばれてきました。100%ビーフパテだけあって、お肉のボリュームは十分。かぶりつくと、肉の存在感がしっかりあります。ブルーチーズの風味も強すぎず、でもちゃんと主張していて、寒い日にちょうどいい濃さでした。
ポテトはカリッと揚がっていて、中はほくほく。こういうシンプルなポテトが一番好きです。美味しくて、気づけば黙々と食べていました。




北欧らしい、静かであたたかな店内
お店の内装は北欧風のナチュラルデザインで、天井が高く、自然光がやわらかく差し込んでいました。明るくてあたたかい空間で、ガソリンスタンド併設とは思えない落ち着きがあります。
テーブルはきれいに整えられていて、それぞれに小さなお花が飾ってありました。こういうさりげない余裕を見ると、「いいな」と素直に思います。豪華さではなく、静かな心地よさがある空間でした。




ひとりで食べるバーガーですが、寂しさはありませんでした。むしろ、自分のペースで、雪国の小さな町の中で、ちゃんと温かいものを食べられていることに安心します。頑張らなくていい旅って、こういう時間のことなんだろうなと思いました。


\旅のお供に1冊あると安心/














