フィンランド北部・ラップランド地方にある小さな町、イナリ。
オーロラ観測や美しい雪景色で人気の場所ですが、実際に行く前に気になるのが「食事できる場所はあるの?」「レストランやカフェでの過ごし方は?」という点ではないでしょうか。
実際に一人でイナリを旅して感じたのは、イナリは“ぼっち飯難易度”がかなり低い町だということ。
観光地ではあるものの静かな田舎町なので、パリピ感は少なく落ち着いているし、人の目を気にしなくても大丈夫な雰囲気。良い意味で、ほっといてくれる感じです。
今回は実際に訪れたお店や、現地情報を調べて気になったスポットも含めて、「一人でも入りやすいイナリのカフェ・レストラン」をまとめて紹介します。
イナリの食事事情について
まず前提として、イナリはかなり小さな町です。
街の中心部に飲食店が集まっているため、徒歩移動でも十分回れます。
一方で、営業時間は短め。
特に冬は夕方で閉まる店もあるので、事前チェックはかなり大事です。クリスマスシーズンや日曜日は営業状況が変わることもあります。
また、日本のように「一人客向けチェーン店」が多いわけではありませんが、カジュアルなレストランが多く、変に気を使わなくていい空気感があります。
気軽なランチならここ!バーガー系で入りやすい ScanBurger Inari
イナリの中では貴重な、気軽に入れるランチスポット。
イナリで「一人でも入りやすさ最強クラス」だと思ったのがここ。


ScanBurger Inari
【営業時間(一般的なパターン)】
11時00分〜17時30分
ガソリンスタンド併設のバーガーショップなのですが、店内は想像よりずっと綺麗で居心地が良く、観光客も地元の人も普通に食事に利用しています。
カウンターで注文するタイプなので、レストラン特有の緊張感もありません。
一人旅だとこういう“サクッと食べられる店”は本当にありがたかったです。
実際に食べた100%ビーフバーガーはかなり本格的で、ポテトも美味しかったです。
価格帯も比較的入りやすく、営業時間は昼中心なので、ランチ利用におすすめ。




ScanBurgerについて
実はこのお店、フィンランド全国に展開している家族経営のファストフードチェーンだそう。
1996年に創業し、現在ではフィンランド各地に約70店舗を展開。
街中の店舗だけでなく、ガソリンスタンド併設型やドライブイン型など、地域に合わせたさまざまなスタイルで営業しています。
ScanBurgerのコンセプトは「Taste and Size(味とサイズ)」。
しっかりボリュームのあるハンバーガーを、リーズナブルな価格で提供することを大切にしているそうです。
メニューはハンバーガーだけではなく、
- ケバブ
- 軽食系メニュー
- ポテト
- ホットスナック
なども充実しています。
チェーン店ではありますが、フィンランド国内で統一されたレシピと食材を使用しているため、「エスポーからイナリまで同じ味を楽しめる」というのも特徴とのこと。


ローカル感を味わいたいならレストラン&バー PaPaNa
あと、イナリで食事ができる店としてかなり印象に残ったのが、PaPaNaです。


PaPaNa
【営業時間(一般的なパターン)】
日曜日~木曜日:11時00分~0時00分
金曜日・土曜日:11時00分~2時00分
地元の人も観光客も集まる、イナリ中心部の定番レストラン&バーのようなお店。
「バー・パブ・ピッツェリア」として営業しているようです。
店構えは一見少し入りにくそうにも思いましたが、中に入ったらその考えはすぐになくなりました。
店内は木の温かみがあるラップランドらしい雰囲気で、北欧の田舎町の“ローカル感”を味わえる空間でした。
ピザ・ハンバーガー・ケバブ・トナカイ料理などメニュー数がかなり多く、「今日はガッツリ食べたい」という時にも便利です。特に「スモークトナカイのピッツァ」や「サーモンピッツァ」が人気が高いようでした。
価格帯も観光地ということを考えれば割とリーズナブル。
一人旅行目線で良かったのは、
- カジュアルな雰囲気
- 注文しやすい
- 長居しやすい
- 一人客が浮かない
という点。
日本でいう“地元の居酒屋+カフェ+バーガー屋”を混ぜたような空気感で、海外の一人旅でも入りやすいタイプのお店でした。
夜まで営業しているのもありがたいポイント。
イナリは夜早く閉まる店も多いので、「遅めの夕飯」「オーロラ待機前の腹ごしらえ」にも便利です。






シーダ博物館併設レストラン Sarrit(サッリト)
サーミ文化を学べるシーダ博物館 Siida – Sámi Museum and Nature Center の中にはお食事処として、「Restaurant Sarrit(サッリト)」というカフェ&レストランが併設されています。


Siida – Sámi Museum and Nature Center
【営業時間(一般的なパターン)】
月曜日~土曜日:10時00分~17時00分
定休日:日曜日
博物館を見学したあと、そのまま食事やランチができるのでかなり便利。
ちなみにレストラン利用だけなら、博物館の入場料なしでも利用可能でした。
店内は北欧デザインらしい落ち着いた空間で、広々としており一人でもかなり入りやすい雰囲気でした。
観光地のレストランというより、「北欧の学食や社員食堂を上品にした感じ」に近く、居心地のいい空気感があります。




特に人気なのがランチビュッフェ。
ランチビュッフェは毎日11時〜15時頃まで提供されており、
- 日替わりの温かいメイン料理
- サラダ
- パン
- コーヒー
- デザート
などがセットになっているスタイルで、栄養満点。
日替わりのメイン料理は、通常料理とベジタリアン・ヴィーガン対応メニューがありグルテンフリーやヴィーガン対応が進んでいるフィンランドならではだなと感じました。


ランチビュッフェの注文方法は、まずは注文カウンターでランチビュッフェを注文しお支払い、そののちビュッフェの料理が並んでいる台に行き自分で料理をとります。




また、
- コーヒー
- サンドイッチ
- シナモンロールなどの焼き菓子
も販売されており、カフェ利用だけでもOK。
「博物館でちょっと休憩したい」という時にも使いやすいです。


サーミ文化の中心地「サヨス」にある癒しカフェ Restaurant Čaiju
イナリの街で、観光スポットとしてもかなり印象的だったのが Sámi Cultural Center Sajos(サヨス) 。


サヨスは、フィンランド・サーミ議会も入っているサーミ文化の中心施設で、図書館や会議場、イベントホールなども入る大きな文化センターだそう。
建物自体が非常に美しく、木をふんだんに使った北欧建築が印象的。ジュウトゥア川沿いに建っており、静かな自然と調和した空間になっています。
外から建物を見るだけでも、北欧建築の素晴らしさが伺える、カッコいい建物。
そのサヨスの中にあるのが、Restaurant Čaiju というカフェ&レストラン。
「Čaiju(チャイユ)」という名前は、スコルト・サーミ語で“お茶”を意味する言葉から来ているそうです。
Restaurant Čaiju
【営業時間(一般的なパターン)】
冬季:午前9時~午後3時(ビュッフェランチは午前11時~午後2時)
夏季:午前10時~16時(ビュッフェランチは午前11時~15時)
定休日:土曜日・日曜日
私が訪れたのは土曜日。残念ながら土日は休館日のようで、併設カフェもお休みでした。残念…


人気のランチビュッフェ
Čaiju の名物は平日限定のランチビュッフェ。
ランチは11時〜14時頃まで提供されており、
- メイン料理
- サラダバー
- パン
- コーヒーまたは紅茶
がセットになっているようです。
口コミでは、
- ミートボール
- マッシュポテト
- スープ
- 北欧家庭料理系メニュー
などが提供されていたという声がありました。
もちろんカフェ利用にもおすすめ。
- オーガニックコーヒー
- 北欧紅茶
- 手作りサンドイッチ
- シナモンロール
- ケーキ類
などが販売されているようです。
公式サイトにカフェの紹介がありました。
\旅のお供に1冊あると安心/















