【画像で解説】ヘルシンキ交通(HSL)へカードのタッチ決済で乗車する方法

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ヘルシンキ交通クレジットカードタッチ決済

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ベアさん

ヘルシンキの地下鉄やトラムって、クレジットカードをかざすだけで乗れるって本当?

ハヤッシ

HSLならタッチ決済で簡単に乗車できるよ!

ベアさん

でもタッチ決済って、やり方が難しそう…

ハヤッシ

一度流れを覚えれば、意外と簡単だよ!

2025年3月から、HSLの公共交通機関(トラム・バス・地下鉄・通勤電車・スオメンリンナフェリー)クレジットカードのタッチ決済が利用できるようになりました。

Visa・Mastercardのほか、Apple PayやGoogle Payにも対応しています。

この記事では、一見難易度の高そうに見える、ヘルシンキの公共交通機関のタッチ決済での乗車方法を詳しく解説していきます。

目次

概要

タッチ決済で購入できるのは大人用シングルチケットのみです。

カードリーダーでのチケット購入方法

1枚だけ購入する場合

HSLの青いカードリーダーの画面で

  • まず、ゾーンを選択します。
  • 最初の画面に必要なゾーンが表示されない場合は、矢印ボタンを使用して2番目の画面で他のゾーンを表示してください。
  • クレジットカードやスマートフォンをリーダーにかざして購入。
  • 購入が完了すると、画面に緑色の表示と購入枚数、購入ゾーン、有効時間が表示されます。

複数人分購入する場合

HSLの青いカードリーダーの画面で

  • ゾーンを選択
  • 複数枚買いたいときは右上の「+」ボタンを押す
  • チケットの枚数を選択し、「OK」を押す
  • クレジットカードやスマートフォンをリーダーにかざして購入。
  • 購入が完了すると、画面に緑色の表示と購入枚数、購入ゾーン、有効時間が表示されます。
  • 購入したチケット情報はカードに紐づけられるため、紙のチケットは発行されません。
  • 検札時は購入に使ったカードやスマホを提示します。

検札時、検査員はアプリを使用してチケットの有効性を確認するそうで、HSLチケットに関する情報のみを閲覧でき、カード情報や個人情報は一切閲覧できない仕組みになっているそうです。

利用できる支払い方法

  • デビットカード/クレジットカード(Visa、Mastercard)
  • Apple Pay
  • Google Pay
  • MobilePay(フィンランド国内向け)

※JCBやAmerican Expressは利用できない場合があるため、VisaまたはMastercardを用意しておくと安心です。

HSLシングルチケット料金一覧(2026年)

大人

ゾーンHSLアプリ・券売機非接触決済(タッチ決済)
AB / BC / C / D / DE3.30€3.50€
ABC / BCD / CDE4.50€4.80€
ABCD / BCDE5.00€5.30€
ABCDE6.10€6.50€

子供(7~17歳)

ゾーンHSLアプリ・券売機非接触決済(タッチ決済)
AB / BC / C / D / DE1.65€※子供料金なし
ABC / BCD / CDE2.25€※子供料金なし
ABCD / BCDE2.50€※子供料金なし
ABCDE3.05€※子供料金なし

※非接触決済(クレジットカードのタッチ決済)は大人料金のみ適用されます。子供も利用できますが、大人料金で乗ることになります。

HSLの運賃体系はゾーン制

へルシンキの市内交通HSLは、日本の「○駅から○駅まで○円」という運賃制度ではなく、「どのゾーンを移動するか」で運賃が決まる仕組みです。

ヘルシンキ中心部から同心円状に

  • Aゾーン(ヘルシンキ中心部)
  • Bゾーン(ヘルシンキ周辺)
  • Cゾーン(空港・ヴァンターなど)
  • Dゾーン(郊外)
  • Eゾーン(最外縁部)

の5つに分かれています。

トラムの場合のタッチ決済で乗車する方法

ヘルシンキ市内観光で最も利用する機会が多いのがトラムです。

  1. トラムに乗車
  2. 車内のカードリーダーへ行く
  3. ゾーンを選択(市内観光なら通常AB)
  4. クレジットカードまたはスマホをタッチ
  5. 「購入完了」の表示を確認
  6. 着席

トラムには改札がありません。

乗車後すぐに購入すればOKです。

車内で検札が来たら購入に使ったカードやスマホを提示します。

バスの場合のタッチ決済で乗車する方法

青色の通常路線バス

  1. 前方ドアから乗車
  2. 運転席付近のカードリーダーを利用
  3. ゾーンを選択
  4. クレジットカードまたはスマホをタッチ
  5. 「購入完了」の表示を確認
  6. 着席

青色バスでは乗車時に運転席横のカードリーダーでチケットを購入します。

検察のシステムはありません。

オレンジ色の幹線バス(Trunk Bus)

600番バスなどのオレンジ色の幹線バスは、中央ドアからも乗車できます。

  1. どこのドアからでも乗車可能
  2. ドア付近のカードリーダーを利用
  3. ゾーンを選択
  4. クレジットカードまたはスマホをタッチ
  5. 「購入完了」の表示を確認
  6. 着席

オレンジ色の幹線バスは地下鉄やトラムと同じ「信用乗車方式」のため、全てのドアから乗車できます。

乗車後すぐに購入すればOKです。

車内で検札が来たら購入に使ったカードやスマホを提示します。

地下鉄の場合のタッチ決済で乗車する方法

地下鉄には改札ゲートがありません。

そのため、ホームへ向かう前に設置されているカードリーダーでチケットを購入します。

地下鉄では、カードリーダーを通過した先が「有効なチケットが必要なエリア」とされています。

購入せずにホームへ行くと無賃乗車扱いになる可能性があります。

地下鉄カンピ駅のホームに続くエスカレーター前にある青いカードリーダー
  1. たいていの場合ホームへ降りるエスカレーター付近にカードリーダーがある
  2. ゾーンを選択
  3. クレジットカードまたはスマホをタッチ
  4. 「購入完了」の表示を確認
  5. ホームへ移動
  6. 列車が来たらそのまま乗車

車内で検札が来たら購入に使ったカードやスマホを提示します。

通勤電車の場合のタッチ決済で乗車する方法

ヘルシンキ空港から中央駅へ行くI線・P線も同じ方法です。

  1. 乗車
  2. 車内のカードリーダーへ行く
  3. ゾーンを選択(空港⇔中央駅はABCゾーン)
  4. クレジットカードまたはスマホをタッチ
  5. 「購入完了」の表示を確認
  6. 着席

車内で検札が来たら購入に使ったカードやスマホを提示します。

フェリーの場合のタッチ決済で乗車する方法

スオメンリンナ行きフェリーでも利用できます。

  1. フェリー乗り場へ行く
  2. 乗船口手前のカードリーダーを利用
  3. ゾーン選択
  4. クレジットカードまたはスマホをタッチ
  5. 「購入完了」の表示を確認
  6. そのまま乗船

フェリー乗り場も地下鉄と同じく、カードリーダーを通過した先がチケット必要エリアとなっています。

乗り継ぎ時はどうしたらいい?

乗り継ぎ時は、同じクレジットカード(または同じApple Pay・Google Pay)を使い続けることが大事です。

基本ルール

HSLのチケットは、

  • トラム
  • バス
  • 地下鉄
  • 通勤電車
  • スオメンリンナ行きフェリー

で共通利用できます。

チケットは「乗り物ごと」ではなく、「ゾーン」と「時間」で管理されています

タッチ決済で購入したチケットも、もちろん購入したゾーン内かつ有効時間中なら自由に乗り継げます

トラム→地下鉄→バス→フェリーなども追加料金なしです。

利用時間

シングルチケットの有効時間は購入したゾーン数によって異なります。

  • AB・BC・DE:80分
  • ABC・CD・CDE:90分
  • BCD・BCDE:100分
  • ABCD・ABCDE:110分

乗り換え

購入したチケットのゾーン内かつ有効時間内であれば乗り換え回数に制限はありません。

地下鉄からトラム、バスから電車など自由に乗り継ぐことができます。チケットの有効期限内に乗車を開始していれば、途中で有効時間が切れてもそのまま目的地まで乗車できます。

青い通常の路線バスへ乗り継ぐ場合

青いバスだけは少し注意です。

乗り継いだ後のバスに乗車する際にチケットが有効時間内か確認が必要になります。

  • 乗車時に運転席横のカードリーダーで画面のボタンは何も押さずに、チケット購入時に使用したクレジットカードやスマートフォンをかざします。
  • 有効なチケットが登録されている場合は、カードリーダーの画面に緑色の内容が表示されます。

有効なチケットが残っていれば新たな料金は請求されません。

オレンジ色の基幹バスへ乗り継ぐ場合

再タッチ不要です。

有効なチケットがある状態であれば、そのまま好きなドアから乗車できます。

検札員が来たら購入に使ったカードやスマホを提示します。

トラムへ乗り継ぐ場合

トラムは再タッチ不要です。

有効なチケットがある状態であれば、そのまま乗車できます。

検札員が来たら購入に使ったカードやスマホを提示します。

地下鉄へ乗り継ぐ場合

再購入不要です。

すでに有効なチケットがある状態であれば、そのままホームへ向かいます。

検札員が来たら購入に使ったカードやスマホを提示します。

通勤電車(I線・P線など)へ乗り継ぐ場合

再購入不要です。

すでに有効なチケットがある状態であれば、そのまま乗車します。

車掌や検札員から求められたときだけカードやスマホを提示します。

スオメンリンナフェリーへ乗り継ぐ場合

フェリー乗り場へ入る際にカードリーダーがありますが、

すでに有効なチケットがあるなら新たに購入する必要はありません。

検札時にカードを提示します。

観光客が一番気になるケース

空港 → 中央駅 → トラム

  1. 空港駅でABCチケット購入
  2. I線またはP線で中央駅へ
  3. 中央駅到着
  4. トラムへ乗り換え

追加料金なしです。

ABCチケットの90分以内ならそのまま利用できます。

やってはいけないこと

Apple Payと実カードを混ぜる

同じカードでも、

  • Visaカード本体
  • Apple Pay登録Visa

は別のチケットとして扱われます。

最初にApple Payで買ったなら最後までApple Pay、最初にカード本体で買ったなら最後までカード本体を使いましょう。

旅行者目線で言うと、

「最初にABCゾーンを購入したら、乗り継ぎ時は同じカードを持っているだけでOK。バスだけ再タッチ、それ以外は基本的にそのまま乗る」

と覚えておけば大丈夫です。

保有しているチケットが有効かどうか確認したいとき

地下鉄の乗り換え前などに、タッチ決済で購入したチケットの有効時間が切れていないか確認したい場合は、カードリーダーにクレジットカードやスマホをかざすことで確認することができます。

  • 駅に設置してあるカードリーダーで画面のボタンは何も押さずに、チケット購入時に使用したクレジットカードやスマートフォンをかざします。
  • 有効なチケットがクレジットカードに登録されている場合は、カードリーダーの画面に緑色の内容が表示されます。

観光客向けのポイント

  • ヘルシンキ市内観光だけなら通常は「ABゾーン」
  • 空港⇔市内中心部は「ABCゾーン」
  • 購入したチケットは対象ゾーン内かつ有効時間内であれば、バス・トラム・地下鉄・通勤電車・フェリーに乗り継ぎ可能
  • タッチ決済は大人用シングルチケット専用
  • 1日券や数日券を使うならHSLアプリや券売機で購入
  • 検札時は購入したクレジットカードやスマホがチケット代わりになる

旅行者なら「1〜2回しか乗らない日はタッチ決済」「何度も乗る日はHSLアプリでデイチケット」という使い分けが便利です。



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